教室に思いを馳せて

元中学校英語教師のブログです。

学級の生徒の写真はできるだけたくさん撮ろう

私はほぼ毎日、スマホで娘の写真を撮っています。

 

まだ2歳の娘ですが、たった1ヶ月でも顔が違っているのが写真だとよく分かります。

 

毎日見ているとその変化には気づきませんが、写真で比べると一目瞭然です。

 

子どもの成長を感じるのは,親にとって本当に嬉しいものです。

 

 

「学級担任をするときは、できるだけたくさん生徒の写真を撮ってあげなさい。」

 

これは,初任の頃に指導教官の先生から言われた言葉です。

 

「先生、記録っていうのは大事だよ。それは生徒にとっても保護者にとっても。」と。

 

その時は「へー,そんなものなのかなぁ。」と思いましたが,親になってみると改めて記録の大切さが分かります。

 

今でこそほぼ毎日撮っている娘の写真も、お年頃の中学生となると、おそらく撮る枚数も少なくなってくることでしょう。

 

自分で友だちなんかと写真を撮ることがあっても、それを親に見せてくれないかもしれません。

 

大事な子どもの写真が、大きくなるにつれて少なくなるなんて、想像しただけでも悲しい…。

 

でもそんな時に、担任の先生が学校での様子を写真に撮ってくれていたら、本当に嬉しいと思います。

 

そんな担任の先生だったら,好感度もちょっとアップしそうです。

 

とは言え、40人近くの生徒の写真を撮るのは結構大変。

 

カメラを向けられると,すぐに顔を隠したり背けたりして写真を撮らせてくれない子もいます。

 

学校行事で撮るにしても、私だって自分の係があって忙しいし、全員を平等にというのは大変なことです。

 

だからこそ、普段から意識して写真を撮りためておくことが大切です。

 

一年間あれば、一人一枚くらいはベストショット(に近いもの)が撮れます。

 

他の先生が私の学級で研究授業を行うというときは、絶好のチャンスでした。

 

研究授業だから生徒もいつもより緊張しているので、自分たちが写真に撮られていることに気がつきません。

 

だから、自然な写真が撮れます。(しかも真剣な表情の写真が!)

 

3年生を担任したときに理科の研究授業が私の学級でありましたが,とても良い写真が撮れました。

 

班ごとに実験を行う授業でしたが,一人一人が真剣なまなざしで器具を見つめる写真や話し合う写真がたくさん撮れました。

 

こうして撮りためた生徒の写真を一人2、3枚ずつと学級の集合写真を1枚、3学期の学級PTAの時に保護者へプレゼントします。

 

保護者の方々は大喜びしてとても感謝してくださいました。

 

学年末の学級PTAや、3年生なら卒業式後の最後のホームルームで写真をスライドショーにして見せてもいいですよね。


1年間の生徒の様子を振り返ることができて、グッとくるものがあります。


写真を撮ったりベストショットを選定したり一枚ずつ印刷したりと、たしかに手間はかかります。

 

でも,いつか何かしらの形になってこの成果が現れてきます。

 

学級担任になったら,こういう種をたくさん蒔いておくことが大切だと思います。