教室に思いを馳せて

元中学校英語教師のブログです。

ベテランの先生でも

私が2校目に赴任したばかりの時です。

 

 

2年生の廊下に生徒が作成した新聞が掲示してあって、その中に「好きな教科」のアンケート結果が書いてありました。

 

 

好きな教科の1位は「社会」でした。

 

体育や音楽などの技能教科が1位かと思っていたので驚きました。

 

 

その学年の社会の授業は、学年主任の先生が全クラスを担当されていたと思います。

 

 

40代半ばの男性の先生で、穏やかな方でいつもニコニコされていて、生徒たちからも慕われていました。

 

 

ある時、その先生が職員室でノートに指導案を書いていらっしゃるのをたまたま見かけました。

 

 

ベテランの先生でも毎回授業内容をノートに書いてるの⁈とビックリしました。

 

「先生、毎回指導案を書かれているのですか?」と思わず尋ねると、「そうだよー。生徒は毎年違うからネ。」と答えられました。

 

 

恥ずかしながら、私は経験豊富なベテランの先生が授業内容をイチから考えているなんて思ってもいなかったのです。

 

 

教壇に立ったら、それまでの経験で簡単に授業なんてできるものだと思っていたのです。 

 

 

毎回しっかり案を練った授業をされているから、生徒も社会が好きになるのだと思いました。

 

 

その時の私は教員生活5年目に入ったばかり。

 

 

自分に過信していたところがあったので、本当に身につまされる思いがしました。

 

もちろん、それからはきちんと毎回の授業をノートに書いて整理するようにしたのでした。