教室に思いを馳せて

元中学校英語教師のブログです。

禁止の命令文Don't~の導入:中学1年生

今回は,禁止の命令文Don't~(~してはいけない)の導入です。

 

まず,動詞のフラッシュカード(あれば絵カード)を使って命令文の口語練習をします。Run fast./ Speak English. / Take a picture. / Sit down. / Be careful.など。

 

その中からrun,sit,open,drink,speak,play,takeなど,Don'tとくっつけて「~してはいけない。」という文に使える動詞のカードを黒板に貼り,再度口語練習をします。

 

そこで,こんな話をします。

 

「みなさんは美術館で働いているスタッフだとします。今日はあの有名なピカソの展覧会。美術館内は写真撮影が禁止されています。ところが,それを知らない子どもがピカソの絵の写真を撮ろうとしています。みなさんは何と子どもに言いますか。」

 

生徒から,「すみません。ここで写真を撮ってはいけません。」というような言葉が出たら,「そう。英語ではDon'tを使って"Don't take a picture here."と表現します。」

 

黒板にDon'tと書かれたカードを先ほど貼った動詞カードの左側に貼ります。

 

「では,こんな時に英語でどのように表現したらよいでしょう。」

 

「ペンキ塗りたてのベンチにお年寄りが座ろうとしたら・・・?」

 

生徒「Don't sit down !」

 

「2歳の子どもが小石を食べようとしたら・・・?」

 

生徒「Don't eat it !」

 

「トランプで作っているタワーがもう少しで完成しそう。そこで友だちが窓を開けようとしたら・・・?」

 

生徒「Don't open the window !」

 

「コーラと間違えて、お父さんが麺つゆを飲もうとしていたら・・・?」

 

生徒「Don’t drink it !」

 

「好きな人に告白したいけど恥ずかしいと言う友だちには・・・?」

 

生徒「???」

 

ここで、Beを使った命令文の復習を入れます。

 

Be careful. Be happy. Be a good boy.など、「〜(の状態に)になりなさい」という命令文を確認し、「恥ずかしがってはいけない。」という禁止の命令文は何と言うのか考えさせます。

 

ここまでを口頭で答えさせたら、次はプリントを使ってDon’t の練習をしていきます。そのまま日本語を英訳するよりも、状況を想像させて英文を作らせます。また,一つはDon't be ~.の文も入れておきます。

 

1 廊下を走っている友だちを注意するとき。

  Don't  run  here.

2 やっと蝶を捕まえて虫かごに入れたのに,弟が虫かごを開けようとしているとき。

       Don't  open  it .

3 3歳の妹が道路で遊ぼうとしているとき。

       Don't  play  here.

4 友だちの腕に蚊が止まったから叩いてあげるとき。

       Don't  move.

5 明日の映画の待ち合わせに遅れないように友だちに言うとき。

  Don't  be  late.