教室に思いを馳せて

元中学校英語教師のブログです。

文化祭ネタ 〜評判が良かった展示作品『鳥獣戯画』〜

学級担任をしていた頃にいつも頭を悩ませていたものがあります。それは、


「文化祭の発表、何をしよう…。」


ということです。


もちろん、生徒にどんなことをしたいか考えさせますが、生徒も良い案が浮かばない時に「こういうのがあるんだけど…どう?」と提案できるようにしておきたい。


早ければ夏休みから文化祭ネタを探るわけですが、なかなか自分のクラスにピッタリのネタを見つけるのも難しかった私です。


そこで、今回は私が過去にやってみて評判が良かった文化祭の展示作品を紹介します。


それは、


鳥獣戯画を生徒名のスタンプ(←名前印?正式名称忘れた…)で作る!


です。


ウサギとカエルが相撲をとっている、あの鳥獣戯画


私が初めて担任を受け持って、文化祭のネタに困って美術のおじいちゃん先生に相談した時に教えてもらったものです。


1年生だったので準備には少しだけ手間取りましたが、いざ作品作りにとりかかるとあっという間にできてしまいました。


なのに評判が良くて、隣の小学校から「しばらく貸してほしい」と言われたほど!


それでは、展示作品「鳥獣戯画」の作り方を紹介します↓↓↓


①  白い四つ切りの画用紙を40枚、生徒名のスタンプ、黒のスタンプ台、マスキングテープ、ガムテープ、プロジェクターを用意する。


※注意!生徒名のスタンプは、小学校から引き継ぎで受け取っていたものを使いました。力強く何度も押すので、入学時に新しく作ったものを使うとスタンプが潰れてしまい、後で使えなくなってしまいます。


②  簡単にマスキングテープなどで画用紙をつなぎあわせる。(縦4×横10だったような。)


③  つなぎあわせた画用紙を黒板か壁に貼る。


④  プロジェクター(当時はOHPでした)で鳥獣戯画の画像を画用紙に映し出す。

※このときプロジェクターがズレると画像もズレるので、プロジェクターの足をガムテープなどで固定するといいと思います。


⑤  映し出された画像の線を鉛筆でなぞっていく。


⑥  書き取った画用紙をまた1枚ずつにバラす。(ここまでは、放課後に文化祭実行委員6名が行いました。)


⑦  画用紙1枚(白紙の部分が多い生徒は2枚担当してもらう)と名前スタンプを生徒に渡し、黒のスタンプ台は4人の班に1つ配布する。


⑧  鉛筆でなぞった線の部分は濃く、他の白紙の部分も薄く自分の名前スタンプを押していく。


⑨  出来上がったら、画用紙の裏をガムテープでつなぎあわせる。


これで鳥獣戯画の作品のできあがり!


生徒は夢中になってトントントン…とスタンプを押していきます。


あまりにも簡単で、わずか1時間で完成させた生徒もいました。


時間がたくさん余ってしまったから、今思えば他の水墨画にも取り組めたかな。


この鳥獣戯画は、


① 予算があまりかからない

② 使うものが画用紙とスタンプ、スタンプ台だけなので、片づけが簡単

③ 絵が大きいから見栄えが良い


という、「やって良かった!」な展示作品でした。


文化祭ネタに悩まれている先生のヒントに、ぜひ。